みんなで儲けましょう。その54
タイトル通り、みんなで儲けるために毎週日曜日に書いてます。
今回は「個別の強弱を上手く判断する」について書きます。
どんな株でもスタンスを決め、情報を分析し、タイミングを計る事で
収益を上げることは可能です。
先物と個別の動きは違います。
日経平均が高くても、個別は安い。逆もありますね。
全体が高くても持ち株は動かず、下げには連動する。
これも逆もあります。
上げても下げても株で収益は上がります。
投資スタンスさえしっかりしてれば、
目先の動きに動揺しなくなります。
気にする事は、銘柄選択と売買タイミングのみ。
141.日経平均は上下の中身が大事。
今週は相場を象徴的してる動きが見られました。
日経平均は高いのに個別の動きがちぐはぐなんですね。
指数に大きく影響するハイテクが牽引するのは良くある事ですが、
やはり鉄やメガバンク、造船、海運、不動産等、
この位置から積極的に買い上がっていくのには無理があります。
さらにTOPIXも高いのですが、これも真ん中王道銘柄が牽引しました。
指数が高いのに持ち株は上がらない。
高値更新、上へ上へと言われても、
高いな、凄いなって実感が持てない方意外と多かったのでは。
日経平均はあくまでも指数で、その上下の中身が大事だったりします。
地合いや個別売買の判断材料とする場合は、特にです。
極端に言えば、日経平均が大きく下げても、
その中身が狙ってる個別に良い地合いに繋がるのなら、
その株は自信を持って買いとなります。
逆にファンダや諸条件、材料などで買える株でも、
地合いが足を引っ張る時は、
その株は買ってはいけない、押し目を待っての買いとなります。
142.素人が堕ち易い罠 その7. 相場観を個別の売買に生かせない。
どんな時も相場観を持て、それを元に売買するのは
このところ集中的に書いたのでご理解頂けてると思います。
ただし個別に関しては、真ん中と新興とか、大型と小型、
セクター毎の物色度合い、ファンダの善し悪し等、色々な尺度があります。
日経平均が強くても、安いのもあれば、
全面安の中で独歩高する銘柄もあります。
あくまでも相場観は全体の、特に真ん中銘柄の話で、
それを元に資金の流れを(ハイテク、内需、新興、仕手材料、テーマへ等)判断し、
更に個別の売買へ生かしていく事になります。
安い地合い、高い地合いが判れば、
それを監視してる個別に当て嵌めてトレンドを掴み、
そしてより精度の高い売買タイミングを計れる様になります。
日経平均のチャートを見てください。
2/20からの上昇時は無理して買わず、二番底に備え
利確優先でキャッシュポジを高める様に書きました。
3/8の二番底はタイミングドンピシャで全力買いを勧めました。
その前から彼岸底も三尊天井も否定してました。
3/28のには個別を沢山書いて高更新へ買いとしました。
先週は高いところを利確して、下げ待ちとしました。
相場観や地合いの読みは、完璧だと思います。
それでも個別で上手く取れない方は、
やはり監視銘柄が悪いのか、
売買タイミングが悪いのかのどちらかだと思います。
先物は外人さんの動きが大きいですが、
個別は個人投資家の動向も大きく影響します。
週中にはオススメ銘柄出します。
タイミングを上手く計って、みんなで儲けましょう。
では。AD_Kazでした。
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投稿者 AD_Kaz : April 9, 2006 03:11 PM
コメント
週末のダウ、CME、米国債券を見てみると、もしかすると!という雰囲気が出てきた感じが。ネガティブな条件に素直に反応するのか、銀行、ハイテクがこのまま高値を保ち、さらに上に行けるのか?また、不動産も。ただ、残り時間が・・・。
でも、いよいよSQまで目を離せませんね。
9回裏ツーアウトからの大逆転が見たいです。
今回ばかりは、売り方さんがんばってちょうだい!
投稿者 kk : April 9, 2006 11:21 PM