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みんなで儲けましょう。その48

タイトル通り、みんなで儲けるために毎週日曜日に書いてます。
今回はセンチメントについて書きます。
どんな株でもスタンスを決め、情報を分析し、タイミングを計る事で
収益を上げることは可能です。

喉元過ぎれば熱さ忘れる。
先週金曜から今週の月曜にかけて、
総悲観の中で先物は売られ、新興はストップ安連発しました。
追い証スパイラルも発生しましたね。
その後四連騰、回復した個人は余力に任せて買ってます。
そしてまた外人に売り込まれる。
安く買って高く売って、みんなで儲けましょう。w

125.素人が堕ち易い罠 その5. センチメントに惑わされる。
センチメントは市場全体の心理ですが、
それに立ち向かう個々人の心理状態が収益を左右します。
先週金曜から月曜に投げて、高い授業料を払った方の心理は
ふたつのパターンがあります。
・下に抜ける、もっと下がるから売れる時に売っておこう。
・もう限界で入金も出来ない。信用の維持率も余力もアウト。
これは下げた段階で、資金的に余裕があるないの差ですが、
どちらも心理的には余裕がないです。
底値売りは資金と心理のどちらかでも欠けると起こります。
今回の下げでは、両方余裕がなかった方も多かった様ですが。
心理的には、客観的に相場を眺める余裕が常に必要です。
メディアや顧問、ネットの情報など色んな情報が溢れてる中で、
みんなが強気の時にはなかなか売れません。
センチメントに惑わされるとタイミングを逸してしまいます。
高い授業料を払った方の反省点は、総強気の天井時に利確する、
或いは下げ始めの転換初期に利確する事が出来なかった事。
これはセンチメントに惑わされた結果です。
更に目先の材料や板の様子、値動きに惑わされるのも心理面の弱さ。
客観的に相場を見てれば、買いも売りも余裕が出ます。

126.素人が堕ち易い罠 その6. 資金的に余裕がなくなる。
心理的な事より更に重要なのが資金面の余裕です。
上がると自信があても、追い証で投げざるを得なくなると、最悪の結果となります。
余力がなく売買も出来ないと、せっかくのチャンスも見てるだけになってしまいます。
昨年の相場は素人相場でしたが、
一番大事な買いタイミングを間違えていても、結果的に勝てましたね。
上げ相場は買いから入る素人にはとても楽です。
勝てると心理的にも、資金的にも余裕が出ます。
しかし、これはここで言う余裕ではなく、単なる勘違いです。
この勘違いが相場の転換転を見落としてしまうことが多々あります。
余裕とはいつも相場を正確に見極められる余裕です。
これがあれば、上げ相場でも下げ相場でも関係なく収益を上げられます。
資金的には決して無理をしない、余裕の範囲で売買していく事が大切です。
それさえ出来ていれば、資金的にもメリハリが利いてきます。
長く株式投資をやってると、自信満々で勝負できるタイミングが訪れます。
そういう時は心理的な余裕をキープしながら、
資金目一杯の勝負はあっても良いのかなと思います。
心理戦になると精度の高い、本物の情報を集められる力が決め手になります。
こんな時でも資金コントロールが上手くいっていれば、
心理面の余裕も生まれ、情報の取捨選択も間違えないかなと思います。
困った挙げ句に目一杯の勝負だけはしないでください。
読めてないときは退場になる確率が異常に高いだけなので。

127.材料を見極める。
このコラム書いていて今気付いたのですが、
ブログに書いてるつもりになってた事がありました。
あちこちで色々と書いてるのでこんな事もあるんですね、
気を付けないとと、反省してます。
如何に材料が大事かを説明するために先ずは、
先週の土曜日にML投稿した物をコピペします。

こんな地合いなので、材料点検でも
・金融緩和解除、金利上昇
・不動産融資規制、地価上昇
・東証の規制強化
・東証の売買時間短縮、取引所のシステム不安、売買遅延
・ライブドアの波及。
 政界、投資組合、他の同種企業、
 粉飾決算、監査人、その他噂レベル多い
・外人の日本株比率引き下げ、連日の売り越し、売り仕掛け
・信用取組の悪化
・個人の追い証スパイラル
・仕手筋や顧問、ファンドの規模縮小
・円、原油、金などの市況
・中東各地の緊迫、宗教問題の拡大
・耐震偽装問題の進展
嫌になるくらい沢山ありますね。
でも解消すれば、買い材料になるんですよね。
下げ相場の切り返しポイントは、悪材料出尽くし。
別次元で買い材料も沢山ありますよ。
追加あったら投稿してください。

総悲観だった18日に売り材料が解消されたら買いになるって書いたのですが、
良くもまあ、事前にタイミングピッタリで書いたなと自分でも呆れます。
そして今週この中の
・ライブドアの波及。
・外人の日本株比率引き下げ、連日の売り越し、売り仕掛け
・信用取組の悪化
・個人の追い証スパイラル
が少し解消されたのでどんどん買われたわけですが、
売り材料が後退しただけの後ろ向きなプラス材料なんですよね。
逆に言えば、来週ここから新高値取るには、
売り材料の解消ではなくて、買い材料が必要になります。
・企業業績や景気に関してはプラスで今年度末の決算発表時に再燃
・但し日銀は金融緩和に向かい金利は上昇方向
・HCの複数値は好材料ですが、新興への資金環流量が問題
・外人の売り懸念は後退しましたが、買いに何処まで廻るのか
・セクター物色やテーマなど物色の柱となる材料が出るのか
等々、強い買い材料はなかなか出てこない気がします。
戻りは売りたい人がいて、団子天井は重いと思ってる中、
外人もここからは買い上げ難い。
売り方さんが日に日に買いって言い出したのが気になります。
16500円の取り方がやはり大事ですね。 その後膠着して、
高値圏で日柄の調整入ると言い出す方多いでしょうが、
それだと新高値取れずの三尊形成になってしまいますね。
一度下へ値幅入れて、再度鋭角的に突き抜ける方が
新高値取りの可能性が一番高いシナリオです。
ファンダで買える銘柄、25日線抜けてきて材料ある銘柄は
継続して強いとは思いますが、
底打ちからの単なるリバ銘柄は上値重いの多いです。
ボロ、仕手、IPO、業績、HC、金利、原油、円高等々、
買いたい方は買える材料ありますけどね。
って感じで、材料を見極めると相場が少し読める様になるかもです。w

安く買って高く売るのが一番。
みんなで儲けましょう。
では。AD_Kazでした。

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投稿者 AD_Kaz : February 26, 2006 04:57 PM

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