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4/4の売買。

原発問題は悲惨な状況を受け入れ、
放射能汚染の現状や聞き慣れない単位に見切りを付け、
明るい未来を信じ、前向きに進んでいこうとしてる状況です。
人々は東日本大震災から立ち直っていこうと頑張ってます。
何故、震災前はボロボロだった民主党が、
捨て身で日本の為に尽くせないのか?
政府に期待するだけ無駄なんでしょうか。
国民感情との乖離、コレだけ悲惨な状況でも
党利や自己保身が優先するこの国に
明るい未来はあるんでしょうか?
新年度入りで、陽気も良くなり、桜が咲き始め、
上野ではパンダも公開されました。
世論形成はもっと前向きに、
日本の明るい将来を語って欲しいです。
そんな切っ掛けになる新年度入りになって欲しいなと。
この大震災から日本は、必ず復興します。
暑くなる頃には首都圏の混乱も落ち着き、
平常に近付いているでしょう。
生活や経済インフラの混乱も今月中には目途が付くでしょう。
そして不条理な話しも他の話題に埋もれ、
違和感も徐々に薄れていくでしょう。
今は未だ活発にならない経済的な損失の見通しと、
復興への絵図を描かなきゃいけない時期です。
財政破綻へ進んでるトコで、復興資金や経済損出に対し、
何故歳出削減の話しが真っ先に出てこないんでしょうか?
この状況で税収拡大案が安易に出るのも解せないです。
ましてや国債増発って発想には?
コレだけ借金してるんだから、少々増えてもって意見も、
消費者ローンで首が回らない状態のやけっぱちと同じです。

結局先週までに違和感は消えないままでした。
原発問題には楽観も拡がり始めています。
Fukushimaが認知され、飛散した放射性物質が海外で検出され、
日本居住の英米国人にヨウ化カリウムの錠剤が配布され、
原発周辺で検出される放射能は未だに高濃度です。
野菜や原乳には出荷や摂取制限がかかり、
水の安全も南からの風や雨が降らない天候に助けられてる側面も。
更に気候で電力需要が落ち着き、首都圏の停電問題も小休止してます。
後手後手で混迷する民主党とは、非常時の大連立すら進まず、
菅さん外しが前提と自民は主張してるとか。
党利優先の子供手当は繋ぎが可決し、
その他無駄な出費は減らす話しは見えず。
法人減税は取り止め、更に増税、復興税、国債増発不可避と...。
考えれば思い付く新たな資金調達を拒否してるかの様です。
郵政の上場や国債整理基金活用等、論議出来る話しは幾らでもあります。
着々と日本の財政は破綻へ向かってます。

私は決算で忙しかったのもありますが、
結局この三週間は売買はしなかったです。
無理するトコじゃないなって諦めが主因ですが、
それもこれも、政府・民主党に対する失望感ですかね。
大震災の痛手も日本市場では15日の突っ込みで目先の底打ち。
海外も欧州リスクやリビア問題に見切りを付けての上昇転換です。
原発問題も織り込んだのではなく、材料視するのに嫌気が差した感じですね。
日本でも国内材料で動くより、海外連動の方が都合が良いのが大人の発想です。
昨年のNYエラーでは戻るのに時間がかかりましたが、
コレだけの大震災でも、所詮日本の国内事情って判断もあるんでしょうか。
混乱してる年度末の日本から、海外に目を転じたらNY高とドル高でした。
年度末でドレッシングもあったんでしょうけど、
買いが入ってる感じより、裁定解消の売りから買い戻しが終わった後は、
目先の売りがじわじわ踏み上げての上値追いに見えます。
NYは元気ですが、コレは今に始まった話しではなく、
タイミングに疑問は残す物の円売り介入からドル高トレンドへ、
更に日本売りの円安傾向が鮮明になりつつあるのも株高へ繋がってます。
新年度相場が本格化するにしても今週からです。
新規資金の流入はあっても、目先復興銘柄の買いよりは、
業績下方に伴う売り圧の方が強いのではないでしょうか。
週末のNYでは雇用統計とISM製造業指数が好感されて高値更新です。
自国でネガティブな材料が少ないとは言え、強いの一言。
温度差ある中でも三指数共に強い足になってます。
QE3で緩和策を継続しないどころか金利上げ話まで出た様です。
金融緩和が継続されない見通しでドル高トレンドへ向かってましたが、
出口戦略が鮮明になって更に年内に米金利0.75%上げの可能性が出てくるとなると、
介入→ドル高→円売り→ドル買いと流れが出来てくることになります。
大量の資金供給で市場を支える日銀の姿勢は充分評価できるものの、
未だに疑問な介入タイミングに加え、何故買い取り対象がETFなのかの不思議。
今週は日銀会合でスタンスが変わるのかも気になります。
ドルが84円乗せへの上昇トレンドとなれば、クロス円にも波及します。
ドルの85円、ユーロの120円は、余りにも早急過ぎますね。
この先ドル安円高の株高から、ドル高円安で株高となっていくのかどうか。
今週はダウと先物の乖離を気にする状況が鮮明になってきそうで、
単純に喜んでばかりもいられないドル高円安って事になりそうですね。
原発問題に個別の業績は下方修正必至です。
米国以外ではネガティブ要因も多く、このまま株高を謳歌する状況になるかは?

今週は違和感が少しでも解消して欲しいです。

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投稿者 AD_Kaz : April 4, 2011 02:29 PM

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