相場師列伝

売買には余裕が必要ですね。
感覚的な話ですが、
腰を引きながら買ってる時は天井圏が多いです。
だったら様子見て、そこで高く振れた時に売った方が良いです。
含み損で大きく下げてる時は、泣く泣くロスカットする事あります。
でも、そこで逆に買いで入れる方がいるんですよね。
人によって高安の感じ方が違います。
先週末に225が16500で、
高値が重くて取れる筈なく、高いと言ってる方が多かったですが、
私は抜けるから安いと思って買ってるんですよね。

139.必ず目標値とロスカットを設定する。
このところ相場の動きを考える事が大事だって書いていたので、
みなさんもそれなりに、値動きに対して考え方を持って頂けてると思います。
その結果、目先の動きに惑わされず、余裕を持った売買が出来ているかと。
相場の事は相場に聴け、では何時まで経っても他人任せの売買になってしまいます。
一方通行の相場ならそれでも良いですが、それで勝てても恵まれただけの話。
自分の考えで目標値とロスカットさえ設定できれば、全く違った売買が出来る様になります。
初心者から一歩抜け出して、ワンステップ階段を上がれた事を自覚できると思います。
目標値とロスカットを設定出来ることで、当然ですが、
買いと売りのタイミングが予測できてます。
場中に板を見れない方は、指し値対応で売買してるのでこんな事当然のようにやってるのですが、
板を見ながら売買してる方は、値動きに対応できる反面、
この買値、売値の設定が非常に曖昧です。
板に惑わされたり、買いと売りの設定が上手くできない方は、
先ずは自分の考えに基づいて、指してみる事からですね。
そしてその指し値を変えない事。
例えば買いはから入る場合は、
買えるまではまだ建て玉がなく、なるべく安く指して待てるので、余裕で構えていられます。
初心者の方で買いが比較的上手くいくのはこの辺りが要因ですね。
しかし売りが上手くいかない方が意外と多いです。
これは建て玉があるので、その分余裕がなくなりかつ上手く上昇してきて、
いざ目標値に近付くとまだまだ上があるんじゃないかとか、
勢いからしてまだまだいけると、指し値を変更してしますからなんですね。
板を見れない方は指し値が約定して終わりですが、
板に張り付ける方は、ここで指し値を変更して結局売れず、
下げても一度付けた高値を覚えてるので、利確タイミングを逸してしまいます。

140.下げてる中で買って、上げてる中で喜んで売る。
監視できる方は回転で何度も益出しが出来ます。
張り付けない方はレンジの下で買って、上で売る醍醐味があります。
どちらも良さがあるので上手く生かして収益を上げる事を考えてください。
安く買って高く売る。
売られてる時は下へ行くんじゃないかと不安ですが、
下値リスクが少なければ安心して喜んで買えます。
買われてる時はもっと上に行くんじゃないかと思ってしまいますが、
高値圏は上に行く事より、下げるリスクの方が大きいです。
売った株が高値更新しても、それはそれで、
目を付けたのが間違いでなかったと思えば良いだけで、
利益確定できた事を喜ぶべきです。
せっかく読みが当たったのに、含み益が消えるのとどちらが良いかですね。
最近良く、先高の中の売り買い攻防と書きますが、
基本的な軸足をどちらに置いてるかが大事です。
上げトレンドの中では放置でも良く、押し目狙いで回転もありです。
下げトレンドでは売りから入るので、ホールド期間が短くなります。
何度も回転させながら、益を重ねていくので初心者には難しい売買になります。

個人のメンタルな部分は書き難く、判っていただけるか不安です。
でも売買では重要で、収益に大きく関わってきます。
センチメントを逆手に取れる余裕が持てるかどうか。
みんなで儲けましょう。
では。AD_Kazでした。

人が集まれば情報も集まります。
ランキングをクリックしてください。
株・投資人気blogランキング
株・投資人気Webランキング
株・投資Airランキング
オール株式情報ランキング