相場師列伝

半値八掛け二割引
株を始めた頃覚えた言葉です。
倒産したわけでもないのに、100円の株が32円になってしまうって事は、
今ある値段があてにならないんだなと思いました。
大阪の商いで値切る時の話から派生してるらしいのですが、
では元々の定価って何なの？って感じですね。
商売とは言え騙してはいけないかと。株にも同じ様な処があります。

69.情報の大切さを理解。
株の基本や怖さを理解し、初心者からの階段を一段上がると、
情報の大切さが身に染みて理解できます。
収益に直接関係してくる事なので、精査も必要です。
そして最後にタイミングですね。
文章ではその重要さを理解できない方も、
何度か売買して資産を減らしすと実感すると思います。
厄介なことに株の売買は騙し合いで、
怪しげで胡散臭い情報が多いのですが、
このMLでは、投資家の良心を少しでも大切にしたいと思ってます。
そして情報の精度を高めたいと常に考えてます。
情報についてはこのMLでも散々飛び交っているので、
それぞれ自分に合う情報を探せば良いと思います。
流石にyahooや2ch等の無料板の情報を信じる方は少ないと思いますが、
気を付けたいのは顧問ネタと窓口担当者の情報です。
売買して負けて、気が付いたら嵌ってることが多いのですが、
如何にもの内容が多いのでついつい乗ってしまう様です。

70.タイミングにはチャートも有効。
しかし、間違った情報でも乗り方やタイミングによっては充分取れることも多いです。
それには自分なりの判断が上手く出来ないといけません。
下げてる株でも買いで取れます。上げてる株でも売りで取れます。
センス良くタイミングが上手く計れればですが。
タイミングにはチャートも有効です。
分足の上下に、平均線の推移、板の出方、節目の蓋等チェック項目は沢山あります。
日々の売買では日足が基本ですが、週足、月足も見ることで見方が変わって来ます。
日々の出来高比較し、出来高ボリュームを確認。
クロスや不自然な出来高をチェックし、取組の変化も確認。
さらに年初来、上場来高安以外にも、直近の節の取り方を見ます。
ただ最初から色んな事を瞬時に判断出来ないので、
自分に合った指標で判断する事から初めて、徐々に高めていくしかありません。
最近は個人でも簡単に指標データーが入手出来るので、
自動的にトレンドやタイミングを検出したり、
売買そのものも自動化する考え方もありますが、
それには何を抽出して、どう売買するかの考え方が重要になってきます。
株式売買の心理的な側面を除けば、考え方は正解かもです。
但し、前提には有益な情報があってこそだと私は思います。

71.テクニカル分析も様々です。
売買期間が長くなる程ファンダメンタルズ分析が有効になります。
ただ最近はデイトレが全盛なので、この辺りは蔑ろにされてますね。
重宝されてるのはテクニカル分析。
トレンドやローソク足のフォーメーション分析や
難しく難解なモメンタム分析。
それには波動としてとらえる理論が色々あって、どれも有効な様ですが、
正解は人それぞれで、自分に合った物を見つけるしかないようです。
100人いれば100の方法がある様な気がします。
私は分析的な事を学ぶより、如何に情報を集めるかなので、
この辺りは参考程度に頭にれてるだけです。
ファンダを無視した投資も好きではありません。
何を拠り所に、どれくらいの期間でどれくらいの幅を取りたいのか、
人それぞれですね。それによって銘柄もタイミングも変わる訳ですから。
一般論として良く聞くのは買いは出来るけど売りが出来ないとか、
回転の仕方が判らないとかいう話です。
買いが出来るのであれば、チャートを逆に見れば売りも出来ます。
空売りも同じですね。また回転の仕方もそうですが、
逆ポジの立場で考える事です。それで、いつも客観的になれます。

上げ転換で買い、売り転換で売る。
上げ確信で買い、上げてるときに売る。
打診買いから初めて、さらに買い、上げ終わったら売る。
次回は簡単な売り買いタイミングについて書きたいと思います。
では。AD_Kazでした。

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