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みんなで儲けましょう。その3
タイトル通り、みんなで儲けるために毎週日曜日に書いてます。
過去2回で儲けるための基本を身につけるとして、
自分なりの投資スタンスを決め目標を設定する事、
出来る限り情報を集め、分析し、精度を上げる事を書きました。
今回は「投資タイミングの計り方」について書きます。
スタンスを決め、情報を分析し、タイミングを計る事で
収益状況は一変すると思いますよ。
「待つ身が辛いかね、待たせる身が辛いかね。」
太宰治さんの言葉です。ふと我に帰れる言葉でしょう。
株式投資も男と女に通じる事があります。生憎彼の残した著書に付いて、
文学論などを交わせるほどの知識を私は持ち合わせてませんが。
株が売りと買いという、人間心理の受給関係で値段が決まる以上、
必要なのは相手を知ることです。
己を知り、相手を知る。
自分の状況はその1で書いた、スタンスを決めることで出来てますね。
情報を取捨選択する事は前回書きました。
そして、注文する前に相手の心理を計ることです。
押し目買いに押し目なし、まだはもうもうはまだなりなど、
色んな言葉は沢山あります。
同ポジの人の心理を考えてください。
そして、相手方の心理もです。
7.投資先の状況を理解してからでも遅くない。
顧問はじめ色んな情報にあまりにも簡単に乗る人が多いですね。
逆に言えば、嵌め込まれるちょうちんが多いから、嵌め込み情報や煽りがなくならない。
全ての情報は先ず疑ってかかったり、その裏にある真意を汲むようにしてください。
強いて言えば売りは飛び乗っても怪我は少ないようです(あくまでも経験則です)。
買いはいくら考えても損はありません。
またタイミングを逸しても情報は次々と飛び込んできますから。
先ず注文を出そうとしてる会社の基本的な情報、収益状況やPER、PBRくらいは見てください。
そして負債や累損、あるいは含みなど。
最低限の情報は知っておいてください。
もちろんその会社がどんな会社で何をやってるか等は判ってて投資してますよね?
8.投資先を理解すれば、相手方の心理を探れる。
さらにその銘柄が属するセクターのトレンド、さらに全体の地合やテーマ性も大事です。
固有の話では決算、IR情報、公募や分割状況に加え、
注意喚起、日々公表、増担保、売り禁などの規制関係、
さらに出来高や信用の取り組み状況などなど、知るべき事は沢山あります。
逆に言えば、これらのことを調べてからの売買でも遅くはないと言うことです。
色んな事を調べて、納得してからの売買である事が投資の前提であるべきです。
色んな事が判れば、それを買いたい人、売りたい人の心理も少しは判ってきます。
こんな会社だからもっと高くてもいい、いやもっと安い筈だ。
この状況なら目先リバウンドがあるとかなどなど、いろいろ出てくると思いますが、
これを他人の意見ではなく、自分で考えるのです。
それで今度は、逆ポジの人の心理も考えてください。
9.チャートを見る。
どんな株も売り買い両方の視点で語ることが出来ます。
これで、自分なりの上下幅予想が出来ます。
売り買いのタイミングを計るのにチャートを中心に考えてる方が多いです。
(私の考えはチャートが全てではないですが)、
ただ、タイミングを計るにはとても有効なツールです。
チャートには様々な指標があり、一目均衡表、新値三本足はじめ
価格帯別出来高、移動平均乖離線、さらにボリンジャーバンド、パラボリクなど
いろんな物が、簡単に見れるようになりました。
専門書も沢山あるので、どんな本でも良いので一冊は読んだ方が良いです。
かく言う私はまともに一冊も読破してませんが、大事な所は経験で理解してます。
そう思えるまでに当然の事ながら、高い授業料を払ってしまいました。
売買のタイミングはとても大事で簡単に全てを書くことは出来ません。
次回も引き続きこの辺りの事を書くつもりです。
今回は自分を知り、投資先を知り、相手方を知ることを書きましたが、
それの結果がチャートに現れ、投資収益に繋がることだけは理解しておいてください。
では。AD_Kazでした。
投稿者 AD_Kaz : April 17, 2005 11:59 PM