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みんなで儲けましょう。その29

タイトル通り、みんなで儲けるために毎週日曜日に書いてます。
今回は目先以外はチャートは重要ではないについて書きます。
どんな株でもスタンスを決め、情報を分析し、タイミングを計る事で
収益を上げることは可能です。

余談ですが強い三冠馬誕生しましたね。
最近あまり馬券は買わないのですが、こんなレースには参加しとかないと。w
いつもは本命サイドの馬券は殆ど買いませんが、記念レースなので少し真面目に検討して、
当てにいった結果、堅めの予想になりました。武豊を頭で買うのは久しぶりです。
馬連は一点で当たりました。三連単は三頭目が4〜6着の三点買い。
三連単を外したのであまり儲かりませんでしたが、
歴史に残るレースの馬券を当てて今日は満足です。

「価値以外の理由で買う人々は
価値以外の理由で売る可能性が高いと思います。」

有名な投資家バフェットさんの言葉です。
株を買うにはそれなりの理由が無ければいけないと思います。
買う理由があれば、当然利確する理由もありますよね。

75.チャートだけで株は買えない。
例えば会社更生法の適用が決まった会社の株は急落します。
そこに目先のギャンブル資金が入り込んで、ダブルボトムを形成しました。
チャートでは買いシグナルが出てます。
さてあなたは買えますか?
買えると答えた方は、決して持ち越さないデイトレさんかもですね。
デイトレさんなら、チャートだけで売買できるかもです。
ファンダや相場観も関係なく、情報を排除しても良いでしょう。
仮に全く同じチャートの株がふたつあっても、
次の日の値動きは同じになりません。
それぞれの株にはファンダや将来性、需給や強弱感などが個別にあり、
さらに市場毎の地合いやセクターの景況感等、様々な背景や事情があって、
それによって株価が変動しているからです。
チャートで買いを示現しても、下方修正したら売られるでしょう。
逆にM&Aの対象になったらストップするでしょう。
通常株価はサプライズがないとストップまでは急騰急落しません。
ましてそれをチャートから発見するのは不可能です。
しかしサプライズを出す株は、それってインサイダー? 
みたいな動きをする事があります。
また下手な仕手筋の株集めはチャートで見えたりします。
たまたま監視してる銘柄のチャートでそういう動きがあれば、
見て取れることもあるかもです。

76.株には絶対はありません。
チャートだけでは、株価の動き全てを正確に読み取れません。
売買の板や歩み値、出来高等の誰でも判る情報から
なかなか入手できないまともな顧問ネタやインサイダー風な情報まで、
色んな判断材料があって初めて生きてくるのが、チャートの動きです。
株には絶対がなく、チャートも情報も騙しがあります。
情報は精査できる力があれば問題ありません。
チャートは読み方が色々で、人によって考え方が違います。
なのでチャートは基本的なことを覚えて、その中から
上下するパターンとか自分に合った形等を身につければ、
勝ち組になれる確立が飛躍的に上がると思います。

77.中長期ではチャートのテクニックは必要無いです。
チャートは過去の流れを掴むだけです。
私は中長期と目先の売買でチャート見方は大きく変わります。
中長期の売買ではチャートはほんの参考程度です。
基本は企業力や将来的な見通し、様々な情報からの銘柄選定。
同業種など比較出来る他の株も参考にしてその株の適正価格を出します。
ファンダではなく例えば外人やファンドの買いが入る情報の場合でも、
やはりどの辺りで買いコストをはじくかが問題です。
この値段なら安い、そしてこの値段までは上がるだろうと、
買値と売値を考え、そこで初めて株価チェックです。
チャートは先ず月足から大まかなその株の癖や上限下限を感じ取ります。
中長期投資であれば、チャートよりその株そのものの力が大事なので、
今上げてるのか、揉み合いか、下げてるのかのトレンド判断ですね。
さらに売り残、買い残の推移と出来高から売り買いの圧力も考えます。
中長期で大事なのは、買いを入れるゾーン、利確する値段の決定で、
さらに逆に動いた時のロスカットラインを決める事です。
運が良くない限り、買い判断出来る株が底値にある事はあまり考えられません。
さらに月足続いて、週足では買いを入れるゾーンの底値をイメージします。
ここまで来たら買い始めるここまでは買う、買いゾーンの幅を決めます。
さらに沢山買えた物がこれ以上下がったら見当違いと諦める、
ロスカットラインも決めます。
ここまで行けば充分な価格=利確するタイミングはチャートで考えるより、
情報の内容や、ファンダ等買いを決めた情報で判断した方が良いです。
そして最後に、注文する指し値を入れる時に日足を参考にすれば良いだけです。

78.チャートのテクニックは目先には有効です。
短期売買ではその時々の強弱感も大事なので、
全体の地合から売買しようとしてる株が、
今は買いなのかもう少し待つのかを判断します。
チャートは月足と週足で流れを掴んで、
日足で株の癖や上限下限を判断する事になります。
売り残や買い残など信用残の変化、出来高の推移も細かく見てください。
天底の目安から、買いゾーンと売りゾーンを見つけます。
売買期間が短いほど、売りと買いの圧力が大事になります。
短期の売買でも買いゾーンを間違えなければ大ケガはありません。
ロスカットラインをしっかり守れればさらに安全で、
チャートは大まかな判断材料のひとつです。
目先やデイトレになると、値動きが重要ですね。
株は取組だけでなくニュースや顧問ネタ等、様々な要因で簡単に上下します。
出来高や値動きの幅が出そうな物を探す必要があります。
これはチャートだけでは判らないので、
銘柄選定にはやはり事前の情報を元に決定します。
監視銘柄の中から(私は常時300程度)、複数の銘柄を選び、
値幅は日足のローソク足の幅と出来高を重点的に見ます。
さらに直近の高値、安値、5日線、25日線から一日で動く幅を予測します。
そこで大事なのが、事前シュミレーション。
上げる場合、横這いの場合、下げる場合の予測で、
日中足と加重平均まで描けると良いですね。
そのためには前日の分足も見ておきたいです。
そして寄り前に気配を見て、事前シュミレーションのどれかを選択し、
予測したパターンのどれかに当て嵌めて売買するだけです。

ここまで書いて時間切れです。
目先の売買以外でチャートは参考です。
最近流行のデイトレでもチャートは関係ないと言う話ありますが、
それはどうだろう?と私は思います。
感性や勘だけで上手くいってる人がいるとして、
それをみんなが参考にするのは不可能です。
やはり売買の拠り所は必要で、それがないと単純なギャンブルと化してしまいます。
次回は続きを詳しく書きます。
では。AD_Kazでした。

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投稿者 AD_Kaz : October 23, 2005 10:23 PM

コメント

確かに中長期株は、チャートは参考程度しかみません。
私は、ほぼ中長期で稼いでいますからその通りだと思われる。
基本的なことしか見ませんし。。
でも、最近チャートの見方があまいと思い、勉強中です(笑)
ちょっとずれてる感じなもので。。見直しを。。。

菊花賞は見に行きました。歴史的瞬間をこの目で見れて満足です。

投稿者 secretariat : October 24, 2005 02:57 AM

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