相場師列伝

『見えない』という人は、『見ようとしていない』のである。
小泉純一郎さんの言葉です。
お盆の靖国参拝はしないらしいですね。
見ようとする事は大事ですね。ただ見ようとするあまり
周りが見えなくなる事もあります。

45.情報がどう流れるのかいつも考える。
昔は大口投資家だからというだけで儲かる時代もありました。
証券会社に情報が集まり、営業窓口などから情報が発信され、
それに合わせて株価が動いてると、
その恩恵を受け易いのはお金がある方が多くなります。
仕手材料株の情報も大口程入って来やすくなります。
儲け易い仕組みがあったんですね。
ただここ数年でその環境は変化しました。
ネットトレーディングが普通の時代になり、
リアルタイムで情報が更新される今、状況は変わっています。
情報を得るチャンスが平等になってきて、資産の量より、
情報の集め方と消化の仕方が重要になってきました。
そのツールとしてＰＣを使いこなし、ネットで徹底的に情報収集できれば、
普通に勝てる時代になってきました。
お金がある方は今まで通り証券窓口、小口の個人はネット証券。
株をやるにはＰＣのスキルも重要になってます。
最近はネットの個人が影響している相場が多くなりました。
情報に素直に株価が反応して、順張りが取れるのも、
さらに上げ相場が直ぐに終わってしまうのも、
この辺に起因してると思います。
情報があっという間に拡がる、買いが集まる、出来高と共に株価が跳ねる
そしてあっという間に買い方がいなくなる、急落して終了ですね。
情報の伝わり方とそのスピードに影響を受けてる様です。

46.儲けられる銘柄でタイミングを探す。
銘柄選びは人それぞれです。
皆さんは自分の基準で銘柄を選んで、自分の意志で売買してますね。
全ての人は平等に自由に売買のタイミングを選べます。
でも儲ける人、損をする人の差が出ます。
上昇トレンドの儲け易い銘柄でも、儲けられない人がいます。
それは銘柄の問題ではなく、タイミングの問題なんですね。
極論すれば株価が上下する限り、どの銘柄でも儲けられるのです。
では何故皆さんは銘柄を選ぶのでしょうか。
この先、上がるのか下がるのかを知りたい、
値動きの軌跡を知りたい、
どれくらいの値幅で動いていくのかを
確信を持って見極めたい...、
理由は色々あるでしょうが、
その株の値動きを予想できる株を探してるんですね。
それも、より自信が持てる物を。
銘柄選びは自分で探す場合もあれば、
情報が入ってくる場合など色々でしょう。
例えば短期で狙える儲けられる銘柄があるとします。
いきなり買う人はいないですね。
考えますよね、いくらで何株買うか。
さらに目標とロスカットも決めます。
その時に判断基準がありますよね。
その判断の差が収益の差になってます。

47.余裕を持って予定通りに売買。
買うための判断が出来たら、売買です。
買った銘柄が下げてもナンピンするくらいの余裕も必要です。
それでも下げてロスカットラインに来たらカットです。
売買の期間が短いほどロスカットは厳格にします。
下げの半分でも戻したらとか、買値に戻ったらとか、
ここで予定を変更してはいけません。
予定を変えてしまう人は、
仮にロスカットライン割れから買値に戻っても
そこでまだまだ上げると思ってしまいます。
結局、信用期日や追い証などで外すか、
買値から遙かに遠く離れた位置で塩漬けになります。
買値を基準にする事は、勝ち負けへの拘りで評価出来ますが、
損得ではダメな事が多いです。
300円の銘柄一回で100円負けはイタイですね。
でも20円負けだと5回分ですね。
結果は同じ負けですが、一回で負けるより、
5回も負けられると考えた方が楽です。
勝ってる銘柄で、例えば一度利確した銘柄でも、
例え利確した値段より高い値段でも、
また売買すれば良いと思います。
中長期は買値に拘ってもいいですが、
目先の銘柄は拘ると大ケガをする事が多いです。

言うのは簡単だけどなかなか出来ない。
私もそうです。
でも出来る様にしないとといつも思います。
では。AD_Kazでした。

人が集まれば情報も集まります。
ランキングをクリックしてください。
株・投資人気blogランキング
株・投資人気Webランキング
株・投資Airランキング
オール株式情報ランキング