相場師列伝

「私は常に働いており、どんな問題にもいつでも答える準備ができているし、
すべての問題に立ち向かうことが可能である。
私は常に思索を巡らしているので、どんな問題がやってくるかを予測できる。
…食事をしながらでも、劇場でも、私は仕事をする。
真夜中でも、必要ならば、起きて仕事をする。」
フランスの皇帝ナポレオンの言葉です。
常に何かを考え、予測し、そして行動に移す準備が大事な様です。
脳は消耗品ではないので使う事、働かせることが大事なのではと思ってます。
色んな事に興味を持って、日歩学ぶ事を忘れないようにしましょう。

35.先ずは勝ちパターンを見つける事です。
株式投資には色んな考え方があり、
それによって投資スタンスも決まります。
ただ間違ってはいけないのは、
自分にあった投資スタンスに見合わない手法や選択によって
選ばれた株では決して儲けられないという事です。
情報が溢れ、1億とか3億だとか儲かった話を見かけると
またこれで犠牲者が増えるなと思ってしまいます。
せめて100万円を200万円にしましょうくらいの、
（これでも凄いなと私は思いますが）、
もっと現実味のある話で終始して欲しいと思うのですが、
メディアの情報ではそれは埋もれてしまいます。
派手は情報に踊らされた素人さんを誰もフォローしてくれません。
そういう意味では悪徳な顧問と変わらないなと思います。
全ての人が同じ投資スタンスで、
同じ環境で投資することは不可能です。
また儲けるのに必要な何かをみんなが持ってる
（或いは持てる）訳では無いのです。
私はこの連載で、
スタンスを決め、情報を分析し、タイミングを計る
事について書いてますが、
自分の勝ちパターンを早く発見し、実践して欲しいなと思います。

36.地合いが良くても勝てない方がいます。
デイトレ日和が続き、
勢いのある株に乗れば負けない日が続いています。
値上がりや売買高ランキングを見て売買したり、
初歩的なチャート分析で売買する事で簡単に儲けられる地合いです。
会社の状況やファンダ、事業内容も知らずに、
割安、割高の指標もあまり関係なく、
動いてる株を売買している方が多いようです。
デイトレ専門の方はそれでもいいのでしょう。
勢いが最も重要で、逆に
出来高と値動きがない株ではデイトレは出来ないので。
（最近はもてはやされてる勢い重視の分トレは別として）、
ただ間違ってはいけないのは、
例えデイトレでも一日の中で上下があって、
これは前日の売買と翌日の売買につながっている事です。
その日の流れを読めないと普通の人は勝てません。
高値、安値の予測、値動きの予測が必要です。
デイトレ可能な方は自分の相場観に沿って、
分足や板を見ながら予測を修正しながら売買できます。
見れない方は予測に沿って指し値対応する事になりますが、
必然的にデイトレとは銘柄選択から違ってきます。
この違いが分からないで短期投資されてる方や、
この地合いで勝てないデイトレーダーは今一度原点に立ち返って、
投資スタンスを見つめ直した方が良いと思います。
デイトレ出来る株、出来ない株。
目先と短期、中長期の株。
それぞれに投資の仕方や考え方があります。

37.相場観やセンスを磨きましょう。
例えデイトレでもせめて数日の動きは頭に入れておきたい物です。
一泊二日や2、3日の売買なら一週間分、短期なら一ヶ月分。
中長期なら、月足や年単位の動きを考えていたいです。
その株の情報や状況を分析し、
売買前後の動きを思い描く事で、
その株の動きとか相場観が持てるようになります。
さらにその株に、自分の勝ちパターンを当て嵌めることで、
売買センスが養われていくと思っています。
例えば、値動きのある株で相性が良い株なら
その株だけの売買のみで大きく利益を取れます。
その株のファンダをはじめ状況を理解し、
売買を繰り返す事で株価の癖も掴めます。
理解するほど、儲かるんですよね株は。
今の株式投資は10年前より100倍簡単です。
儲ける為に大事なのは相場観やセンスで、
どう動くかのトレンド予測です。
株価の上下に惑わされず、流れが
強気なのか弱気なのかを上手く見極めてください。

相場観と思い込みは違います。分かってはいても、
思い込みが強すぎるとズルズル嵌ってしまい負ける事があります。
だから日々勉強なんですね。精神修行もしないとね。ｗ
では。AD_Kazでした。

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