みんなで儲けましょう。その13
タイトル通り、みんなで儲けるために毎週日曜日に書いてます。
今回は「相場観の大切さ」について書きます。
どんな株でもスタンスを決め、情報を分析し、タイミングを計る事で
収益を上げることは可能です。
今回は言葉はありません。
相場観に関する
先達の優れた名言、格言は沢山あり過ぎるので。w
31.目先の売買でも相場観は必要です。
このコラムではあくまでも儲けるための基本を考えて欲しいと思い書いてます。
今日は相場観の話から入ります。
原油高のピークアウト感がなかなか鮮明になってこない中で、
金利も予定調和で引き上げられ、NYダウがハッキリしません。
利上げでドル高と言うよりは、円が弱い感じがします。
100円台前半を目指していた目先円高期待が多かった中で、
原油高のをきっかけに円安になってしまっている感じです。
日経平均も12000円へ向かって動いているのでしょうが、
一気に取りに行く気配はありません。
こんな感じの話はデイトレさんには関係ないですね。
初心者の方もあまり興味をしましません。
そんなことより週明けのSサイエンスがどうなるのか知りたいと思うでしょう。
しかし個別銘柄の話は平日に書いている物を参考にしてください。
相場観はとても大事で、こんなことを考えていないと、
結局底で買えないんですよね。逆に板につられて底値で投げたりします。
たまたま底値で買えたとしても、
それは偶然かとても良質な情報があったからだと思います。
このところ低位ボロ株へ商いが集中し、出来高は多いのですが、
全体の売買高は伸びていません。
日経平均が強く感じられないのもこの辺が影響しています。
このまま物色対象が値嵩株や主力株へ、出来高を伴って移行すれば
12000円超えは早いのでしょうが、そうならない場合は、
ボロ株相場の終焉と共に、日経平均も調整する見方が多いようです。
ボロ株と日経平均は直接関係ないですが、
投資家の物色意欲の強弱がそのまま市場へ反映されます。
仮に個人投資家がボロ株や新興市場突然のクラッシュで大きく痛手を被った場合、
日経平均も少なからず調整となるでしょう。
32.一時的な勢いや自分の買値に惑わされてはいけません。
デイトレをやる場合板に張り付きで1円2円を追いかけてるのは基本ですが、
大事なのはやはり相場観です。
この買いの勢いは何処まで続くかとか、
売り買いが膠着しそうな売り買い両方の厚い板はどちらに抜けるとか、
そういう考えが無いと安く買って高くは売れません。
板や分速を見ていても、その日の前場があるいは後場がそして
日足がどうなるのかという相場観を持ってないといけません。
そして日足チャートはどうなるか、週足チャートはどうなっているかが
頭に入ってないといけないですね。
分かっていれば、板の強弱に惑わされることは無くなります。
その会社が何をやっていてファンダはどうなのかは基本ですが、
他にも同じ業種の株価はどうなのか、
ボロ株なら他の同じ様なボロ株はどうなっているか、
仕手株なら他の関連銘柄はどうなっているのかを見ていないといけません。
例えば30銘柄の4本値と騰落幅を見れるのなら、
その30銘柄は自分のPFで構成する以外に、違う画面では
売買している株と同じテーマや業種、同じ視点で括れる株などで構成して、
他の銘柄との比較もリアルタイムで行うべきです。
そして日経平均等の指数や、主要銘柄の動きも気にしていたいものです。
よく言われる利確が難しいのは、自分の買値を元に考えているからで、
客観的な判断で売買を行えば、そんなに難しくは無いと思います。
相場観が当たれば上手く儲けられますね。
例え読みがずれても、第二案があれば対応できます。
デイトレの良さはその場の変化に直ぐ対応できる事ではないでしょうか。
逆に目の前の板に惑わされるデメリットもありますが。
では。AD_Kazでした。
投稿者 AD_Kaz : July 3, 2005 11:57 PM